就職活動前に理解しておきたい、サラ金利用に対する社会的評価!
サラ金に関する悩みの声としてメジャーなのは資金繰りに関する話ですが、それ以外のものも聞かれます。サラ金を利用していることそのものが悩みとなっていることもあります。
「現在就職活動中なのだが、実はサラ金を利用している。これは就職活動においてマイナスとなるのか?」という声が聞かれます。サラ金での借金は果たしてマイナスとなるのでしょうか。
この悩みの答えは、サラ金というものの理解を深めることによって得られるでしょう。サラ金そのものについて詳しく考えたことがないという方は、一度立ち止まってみて、利用しているサラ金というものをよく見つめてみてください。
サラ金という言葉からは「いかがわしい」、「普通の人はやらない」というイメージがつきまといがちですが、それは本当に正しいのでしょうか?実際にサラ金を利用された経験があるならなおさらです。サラ金は本当に、自分のステータスが問われる場面においてマイナスとなり、隠さなければならないようなものなのでしょうか。この点をハッキリさせましょう。しっかり振り返ってみると、サラ金利用者のほとんどの方が自信を持てるのではないでしょうか。
サラ金とは、違法性のある金融サービスを指す言葉では決してありません。サラ金=いかがわしいという図式は、あくまで世間一般的に定着してしまっているイメージに他なりません。もしサラ金と呼ばれるビジネスが違法性のあるものならば、社会の中で堂々と一般消費者を募り、幅広く貸付ビジネスを提供することなど可能でしょうか。違法性あるものならば、ここまで社会のいたるところでビジネスが行なわれていることの説明がつきませんよね。
もうお分かりかと思いますが、サラ金は合法的なサービスです。したがって、サラ金はあくまでそのサービスを提供している会社の規定に則り、個人の判断で自由に利用できるものです。サービスの内容自体について、多少賛否が分かれる部分もあるものの、これを個人の責任で利用することには何の問題もありません。
そうである以上、サラ金を個人の責任において使っていることが不当な扱いを受ける理由にはなりません。したがって、サラ金を利用しているからといって、就職活動に不利になるというような話にもならないのです。
そのため、サラ金の利用があるからといってそれを必要以上にひた隠しにする必要はありません。問題のない範囲で上手にサービスを利用し、返済もきちんと行なっている限り、社会的に問題視されることはありません。
社会の中でのサラ金の位置づけはこのようなものになっていますから、サラ金の利用について問われるかどうかもわかりません。そもそも聞かれないことも決して少なくないでしょう。もし借入などの状況について聞かれた場合、正直に答えてください。下手に隠すほうがかえって不信感を持たれてしまいます。
ただし、サラ金の利用額が身の丈を超えるような高額のものであったり、返済に滞納の跡が見られたりするときは、それがマイナスに働くことがあります。
これはサラ金を利用していること自体がマイナスになっているのではなく、利用額や返済状況が適切なものになっていないことで社会常識のほうを疑われ、それがマイナスになるのです。サラ金の利用状況もまた、自分の人間性の表れとしてチェックされているのだとご理解ください。
サラ金の利用がある方が就職活動をされる場合、以上のようなことを理解して適切に対応するとよいでしょう。