サラ金にお金を払えないとこうなります!ドラマとは違う意外な現実!

利用は計画的に行なうのが鉄則とも言えるサラ金。ほとんどの方は無謀な借入をせず、きちんとサービスを利用されていることと思いますが、それでも目測を誤ったり、お金を借りた後で不測の事態が発生したりして、当初予定していた返済計画が壊れ、サラ金にお金を払えなくなる方もいらっしゃいます。

返すべきものを返せないというのは一種の緊急事態です。ましてサラ金はお金の絡む話ですから、その他のモノの貸し借りとはまた違ったトラブルが予想されます。お金を払えないという状況を前に、軽くパニックになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしサラ金というサービスはドラマチックなイメージのほうが先行しがちであり、正しい姿が認識されていないことが非常によくあります。サラ金にお金を払えないときはどういう対応が予想されるのか、簡単にご紹介しておきましょう。

世間一般的なイメージで言うと、サラ金にお金を払えなくなるとかなり激しい取り立てが行なわれ、家や職場に回収人がやってくると思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、現実の取り立てはそこまで過激なものではないことがほとんどです。特に初めてやってしまった短期的な滞納の場合、自分が速やかに対応すればほとんど問題ないくらいです。具体的には、自宅まで催促状が届き、自発的な返済を促されることが一般的です。この段階できちんと返済を行なえば、それ以上のトラブルはありません。通知だけで返済を行なってくれる利用者に対しては電話連絡をしない業者もあります。それも一回の通知で対応がなかったとしても、二~三回にわたって同様の通知を送付することで対応を促す業者もあるのです。

たった一度でも滞納があれば即座に過激な取り立てが行なわれるフィクションの世界とはかけ離れたものであることがわかりますね。短期の滞納であれば落ち着いて対応すればよいこともあわせてわかるでしょう。滞納に気付いたらパニックに陥らず、冷静に対応してください。

では、これがある程度長期間にわたる滞納となるとどうなるのでしょうか。

短期の滞納であれば比較的簡単な対応を取る業者が多いものの、滞納が長期にわたるとなると、その業者の方針によって対応がわかれてきます。

例えば、短期の滞納と同じように定期的に催促状を送り続け、ある期日を過ぎると裁判に持ち込む業者もいますし、裁判にはまだ持ち込まずとも、業者の人間からの電話連絡や自宅訪問を行なう業者もいます。これらの対応が取られるようになれば、そろそろ赤信号が点り始めていることを自覚しましょう。

これらの対応を前にしても、何らかの事情によってお金が払えないときはどうすればよいのでしょうか。

そのときは素直に業者側と相談させてもらうことがもっとも現実的です。業者側も本当にお金がない利用者からお金が取れないことは重々承知しています。現在の状況やこれまでの利用態度などにもよりますが、場合によっては相談の結果、利子分については柔軟に対応してもらえることもあります。このような対応を引き出せれば、お金がない状態でも返済への道筋が立っていくことでしょう。

ですから、滞納に対して催促状や電話連絡などが来るようになった場合、素直に対応することが一番です。下手に一人で抱え込んでも事態を悪化させるだけですから、業者側とはできるだけ正直に付き合いましょう。フィクションの世界とはまるで違う、現実的な対応を取ってもらえる可能性があります。

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